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ラミクタールに関して先生方から寄せられたよくあるご質問と、その回答を掲載しております。
Q&Aは順次掲載していく予定です。
A.ラミクタールの用量反応性を検討した試験において、ラミクタールの有効性には用量反応性がみられることが示唆されています。
成人てんかん患者さんを対象に、国内で実施したプラセボ対照二重盲検試験では、増量に伴う副作用の増加は認められませんでした。
ラミクタールの用量反応性を検討した試験において、ラミクタールの有効性には用量反応性がみられることが示唆されています1),2)。
1つは海外で実施されたプラセボ対照二重盲検試験で、現在の治療(バルプロ酸ナトリウムを除く)ではコントロール不十分の難治性てんかんに対する併用薬としてラミクタールが投与され、発作頻度減少率においてラミクタール500mg/日はプラセボよりも有意に優れていましたが、ラミクタール300mg/日ではプラセボ群との間に有意差は認められませんでした。
また、国内の後期第II相試験では、酵素誘導型の抗てんかん薬を服用しているてんかん患者さんにラミクタール100mg/日または300mg/日を追加併用したところ、発作頻度減少度、発作の長さ・強さの改善度、発作頻度改善度において、ラミクタール300mg/日群が100mg/日群よりも有意に優れていました。
一方、国内で実施された成人てんかん患者さんを対象としたプラセボ対照二重盲検試験では、傾眠やめまいなどのラミクタールの副作用は投与開始後2週目までが最も高く、投与期間が長くなるにつれて減少する傾向がみられましたが、増量に伴う副作用の増加は認められませんでした3)。
ラミクタールの有害事象発現率は「初期用量」や「漸増速度」と相関することが報告されていますので4)、投与開始時は用法・用量に従って、低用量から投与を開始してください。
〔文献情報〕
1.Matsuo F et al:Neurology 43 (11):2284-2291, 1993 (CC2005009745)
2.村崎 光邦 ほか:臨床精神薬理 11 (1):99-115, 2008 (CC2007003874)
3.村崎 光邦 ほか:臨床精神薬理 11 (1):117-134, 2008 (CC2007003875)
4.Messenheimer J et al:Drug Saf 18 (4):281-296, 1998 (CC1998000536)
ラミクタールの「効能・効果」、「用法・用量」、「用法・用量に関連する使用上の注意」、「警告・禁忌を含む使用上の注意」等については、製品添付文書をご参照ください。
A.ラミクタールによる重篤な皮膚障害の発現リスクや発疹の重症度を予測する因子は、「年齢」以外に証明されていません。しかし、重症の発疹や生命を脅かす発疹のリスクは、
(1)バルプロ酸ナトリウムとの併用、(2)推奨用量を超える初期投与量、
(3)推奨用量を超える急速な増量 の場合に増加することが示唆されています。
ラミクタールによる重篤な皮膚障害の発現リスクや発疹の重症度を予測する因子は、「年齢」以外に証明されていません(小児では成人よりリスクが高い)。
しかし、重症の発疹や生命を脅かす発疹のリスクは、
(1)バルプロ酸ナトリウムとの併用1)
(2)推奨用量を超える初期投与量1),2)
(3)推奨用量を超える急速な増量1),2)
の場合に増加することが示唆されています。
また、ラミクタール投与後に重篤ではない発疹が発現する頻度は、他の抗てんかん薬によるアレルギー反応や発疹の既往がある患者では、既往のない患者に比べて3倍も高いことが報告されています3)。
〔文献情報〕
1.Messenheimer J et al:Drug Saf 18 (4):281-296, 1998 (CC1998000536)
2.Wong IC et al:Ann Pharmacother 33 (10):1037-1042, 1999 (CC2000002542)
3.Hirsch LJ et al:Epilepsia 47 (2):318-322, 2006 (CC2006005393)
ラミクタールの「効能・効果」、「用法・用量」、「用法・用量に関連する使用上の注意」、「警告・禁忌を含む使用上の注意」等については、製品添付文書をご参照ください。
A.ラミクタールによる皮膚障害の発現率は、「初期用量」や「漸増用量」の増加に伴って上昇することが報告されています。
ラミクタールによる皮膚障害の発現率は、「初期用量」や「漸増用量」の増加に伴って上昇することが報告されています。したがって、本剤の用法・用量の厳守をお願いいたします。
国内で実施されたラミクタールの臨床試験のうち、承認された初期用量や漸増用量を超える用量で実施された試験における皮膚障害の発現率は10.4%(18/173例)でしたが、承認用量で実施された臨床試験では2.9%(3/102例)でした1)。
12歳以上のてんかん患者さんを対象に、海外で実施されたラミクタールの臨床試験(併用療法/単剤療法)を集計した結果、皮膚障害の発現率は、投与開始1週間の平均投与量が承認用法・用量を超えている場合のほうが、承認用法・用量通りに投与された場合よりも高く、また発疹を理由にラミクタールの投与が中止された患者さんの割合は、投与開始5週間の平均投与量が高いほど高率でした2)。
英国の5ヵ所のてんかんセンターにおける後方視的検討では、ラミクタールの用法・用量の変更に伴って、バルプロ酸ナトリウム併用例の初期用量を50mg/日から25mg隔日に変更、またカルバマゼピンやフェノバルビタール、フェニトイン、プリミドン併用例の初期用量を100mg/日から50mg/日に変更したところ、重篤な皮膚障害の発現率が1.5%(12/802例)から0%(0/245例)に減少したことが報告されています3)。
〔文献情報〕
1.ラミクタール添付文書
2.Messenheimer J et al:Drug Saf 18 (4):281-296, 1998 (CC1998000536)
3.Wong IC et al:Ann Pharmacother 33 (10):1037-1042, 1999 (CC2000002542)
ラミクタールの「効能・効果」、「用法・用量」、「用法・用量に関連する使用上の注意」、「警告・禁忌を含む使用上の注意」等については、製品添付文書をご参照ください。
A.国内では検討していませんが、 バルプロ酸ナトリウム併用開始時に、ラミクタールの投与量を バルプロ酸ナトリウム併用前の半分に減量して投与した海外の報告があります。
国内では、ラミクタールの用法・用量の変更方法について検討していません。
海外では、ラミクタールの単剤療法では発作が抑制できないてんかん患者さん28例にバルプロ酸ナトリウム500mg/日を追加併用し、発作が消失するまで、または有害事象が現れるまで増量した報告があります1)。
バルプロ酸ナトリウムの併用開始時に、ラミクタールの投与量をバルプロ酸ナトリウム併用前の半分に減量して投与したところ、6例は平均18.7±9.8ヵ月間、無発作の状態が維持されました。また6例は、一時的に発作が消失しました(発作消失期間:平均5.5±1.9ヵ月)。
発疹はみられず、有害事象の発現頻度はラミクタール単剤療法を行っていた期間と同等でした。
〔文献情報〕
1.Kanner AM et al:Neurology 55 (4):588-591, 2000 (CC2000004290)
ラミクタールの「効能・効果」、「用法・用量」、「用法・用量に関連する使用上の注意」、「警告・禁忌を含む使用上の注意」等については、製品添付文書をご参照ください。
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